うえこーのぶろぐ

数学/物理/哲学/講演会のまとめ/感想

ごちうさ 原画展

 ごちうさ原画展を見に行く。Twitterであまり盛り上がっていなかったので、人があまりいないかなと思っていたら案の定少なくてゆったりして見れた。目の書き方が細部までしっかりしていて思わず見とれてしまった。原画のコピーを冊子状にしたものが物販であれば良かったのだが、なかったので何も買わず帰った。

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10月の読書

10月の読書メーター
読んだ本の数:11
読んだページ数:2299
ナイス数:13

それでも脳はたくらむ (中公新書ラクレ)それでも脳はたくらむ (中公新書ラクレ)感想
自分の興味のある分野的に数学、物理のが絡む話は面白かった。まだ、様々な題材から脳へ発想がいくのやはり常日頃から脳科学を考えているからだろう。
読了日:10月02日 著者:茂木 健一郎
下流社会 新たな階層集団の出現 (光文社新書)下流社会 新たな階層集団の出現 (光文社新書)感想
 筆者が行ったアンケートによる考察。14年前の本であるためデータ自体は古くなっているため、頭の中で現在ではどの年代にあたる人になるのか気をつける必要がある。また、アンケートが東京圏のみなので日本全体の傾向というよりは東京近辺での傾向と捉えた方がより本質的であるだろう。  データからたしかに優位な差があるものからの考察は人々のさまざまな側面を見せてくれ、興味深かった。とくに、階級が下のものほど「自分らしさ」を大事にする傾向があるのは実際にうなずける。
読了日:10月02日 著者:三浦 展
簡単なアンケートです (電撃文庫)簡単なアンケートです (電撃文庫)感想
鎌池和馬の短編集として出してもいいものを、一つの話としてまとめあげるのはさすがの一言。ただ、とあるやHOに比べて専門的な話は少ないぶん読みやすいが、最後までよくわからない話。
読了日:10月03日 著者:鎌池 和馬
キノの旅2 the Beautiful World (電撃文庫 し 8-2)キノの旅2 the Beautiful World (電撃文庫 し 8-2)
読了日:10月05日 著者:時雨沢 恵一
アニメヒロインミニアルバム ニセコイ 4seasons vol.1 桐崎千棘 (ジャンプコミックス)アニメヒロインミニアルバム ニセコイ 4seasons vol.1 桐崎千棘 (ジャンプコミックス)
読了日:10月05日 著者:
解剖学個人授業 (新潮文庫)解剖学個人授業 (新潮文庫)感想
養老孟司先生の本はよく読むが、南さんの文章、イラストを通すとだいぶマイルドな話になる。養老先生独特の毒のある文章ではなくなっている。
読了日:10月05日 著者:養老 孟司,南 伸坊
ニセコイ 4seasons vol.2 小野寺小咲 アニメヒロインミニアルバム (ジャンプコミックス)ニセコイ 4seasons vol.2 小野寺小咲 アニメヒロインミニアルバム (ジャンプコミックス)感想
公式設定色々書いてくれている。
読了日:10月10日 著者:古味 直志
線形代数と群の表現〈1〉 (すうがくぶっくす)線形代数と群の表現〈1〉 (すうがくぶっくす)感想
全くわかっていないので、2巻を読んでからもう一度読み直そう。
読了日:10月14日 著者:平井 武
ソードアート・オンライン プログレッシブ (2) (電撃コミックスNEXT)ソードアート・オンライン プログレッシブ (2) (電撃コミックスNEXT)感想
原作と所々違うけどこれはこれで面白い。内容が原作のコミカライズというよりかは原作の補完なので、おそらく原作読んでる前提。
読了日:10月15日 著者:比村奇石
ねこ耳少女の量子論~萌える最新物理学~ねこ耳少女の量子論~萌える最新物理学~感想
ものすごいざっくりとではあるが、量子論の雰囲気がわかる。あと、キャラクターがかわいい。
読了日:10月19日 著者:竹内 薫,藤井 かおり,松野 時緒 (漫画)
とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 (8) (電撃コミックス)とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 (8) (電撃コミックス)感想
原作の大覇星祭編より被害者が多くより深刻さが増している。食蜂操祈の目的が未だ分からないが、やってること自体は許されないよなぁ。
読了日:10月19日 著者:冬川 基

読書メーター

数学ブックトーク in 京都 2019 初夏(2019/5/26 at恵文社一乗寺店)

上記のイベントに参加したので、その時のメモを残しておく。

 

 

1810年ベルリン大学が始まった。創始者フンベルトは本来専門性が高くなると学問が統合されると考えたが、実際は細分化された。


言葉の側面から数学を捉える。


人間の体には138億年を感じるようにはできていないが、数学によって知ることはできる。


ひとりで考えるのは限界がある。


(森田先生の不登校を経験したことのある知り合い)人のために生きることはできるが、自分のために生きるのは不可能ではないか。


日本語の「こと」にはevents(事)とwords(言)の二面性がある。


松尾芭蕉は言葉で新たな質感(クオリア)を生み出す。

普通の言語使用とはずらした使用法。

 

「古池や蛙飛び込む水の音」

実際は 池に蛙はあまりいい音で飛び込まないらしいが、実際にあるかどうかよりかは、言語で新たな質感を生み出したことに意義がある。


「必然」↔︎「偶然」

そうでないことはない↔︎そうであることもある

九鬼周造が考えたテーマ。

九鬼周造ハイデガーフッサールサルトルなどとも交流していた。


同じものを別々のルートから考える。


偶然性

あることもないこともできる。

驚く、ドキドキする。


事と言の関係

(池上高志)落下運動を見て「ぼくは運動の数学を作る」(ニュートンが作ってるんですが…)

魚を食べているとき「これ、今うまいね」(うまいは大体いまですが)


何をもってわかったとなすのかに興味ある。


誰に対しても同じ言葉を与えるのは難しい。

その言語のネットワークでも変わる。

トマス・カスリス『インティマシーあるいはインテグリティ』

インティマシー(親密さ)とインテグリティ(誠実忠実)

インティマシー(親密さ)は空気読めるのに対し、

インテグリティは空気読めない一貫した正義。

KY は「契約書読め」内田樹さんが発言したものらしいが本人は自分ではないと言っている。


言葉は変わるもの。しかし、数学のことばは歴史が浅いが、ことばが不変。


コンピュータ意味ではなく操作性に還元する。コンピュータはインテグリティの権化。


僕たちは、宇宙のことぜんぜんわからない。

コンピュータ、どうやってつくったんですか

偶然性の問題


次の本書いているそう。『数学する人生』のようなもの。


数がはっきりと出てきたのは羊の数を数えようとしたとき(自分の財産を所有し始めたとき)

違うものを同じとみなすところから抽象的思考が始まる(養老孟司

数学はインテグリティへの道を進む。そこから最終的に意味を見出す。

チューリング)操作性のみのコンピュータから人の心を考えようとした。

九鬼周造はインティマシーからインテグリティを考えようとした。


(古田徹也)運を全肯定するでもなく、全否定するのでもない生き方。

九鬼周造)時間の流れに垂直な方向に意思の方という新たな次元を定めた。

自分のことばは必然性に向かう可能性があると思って生きていく。

必然性は現在の偶然性から展開する

トマス・カスリス「think globally ,act locally よりthink locally 、act globally 」

あらゆる知を生活に統合する。生活のエネルギーにする。


操作性の中から意味を見出せる(今のところ)唯一の生物として生きていくべきだ。


(自分メモ)相関関係と因果関係ストーリ性(ハラリ、ホモデウス)?

 

 

数学の贈り物

数学の贈り物

 

一乗寺点で買うと 「ブックリスト『数学の贈り物』と八十冊」が付いてくる。

 

インティマシーあるいはインテグリティー (叢書・ウニベルシタス)

インティマシーあるいはインテグリティー (叢書・ウニベルシタス)

 

 

 

 

 

不道徳的倫理学講義: 人生にとって運とは何か (ちくま新書)

不道徳的倫理学講義: 人生にとって運とは何か (ちくま新書)

 

 

 

偶然性の問題 (岩波文庫)

偶然性の問題 (岩波文庫)

 

 

 

この日の学校in京都(2019/4/7)

最初、森田真生氏の話から始まり、その後甲野善紀氏との対談が行われた。

 

学校は本来何年か過ごすものだが、一時的なものにしたいという重いから、「この日の学校」という名前がついた。

この日の学校は大学四年生の時に始まった。

 


Thomas Kaslis氏について最近調べている。

 


mathematics はマテーマタからきている。

 


philosophy はまず希哲学と訳されその後、哲学と略された。

 


1媚態2 意気地3 諦念(九鬼周造

 


(Kaslis)intimacy とintegrity

           親しい

intimacyが日本の学問の特徴

integrity 西洋の特徴pronciple 変わらない原理に基づくり。

「空気読め」の日本と「契約書書け」の西洋

 


日本は、「論理で議論した方がいいという西洋の考えを読もうとする空気」を読んだ

山本七平

 


空気を読むと水を差す(空気を変えるようなもの)がセットになるのが大事。

 


両方の視点を使い分けることが大事。

 


知識が増えるという考えは近代科学の発展によるもので、以前のピタゴラス学派の時代は学びとは思い出すことだった。

 


その後学ぶことは本質をつかむこと(プラトンイデア

 


自分が本当に発見したと感じたときに初めて反復が理解される。

 


前にあったもの遅れて感じる現在

 


『数学の贈り物』のデザインは四、五時間かかって何かおかしなゲームの後に決まった。

白紙をモチーフにした。

紆余曲折を経て白紙に行き着くという思いがある。

名前と題名で書き方が異なる。贈り物の方が後になるように。

 


言葉は元々「ことのは」で言の端、事の端という意味がある。

 


甲野善紀)剣を避ける時は剣を取ろうとしながら逃げる。

取ろうとする自分と避けようとする自分とに自分を分離させるとうまく対処できる。

 


吸いながら吐く。

 


ある程度予想が無意識的にできるからうまくいく。影観法はそれを逆手にとる。

 


甲野さんはtwitter要員3人くらいにfaxで原稿を書いて送っている。

 


うねりが大事かもしれない。

 


(森田)ダーウィン的進化とナマリスク的進化

非効率な進化をすることで、環境の急激な変化にも対応できる

 


時枝正さんはイスラム専門から25歳で数学に転向した。

 


両手は見なくても合わせれることを利用する。片手を位置特定のために使い、もう片方で掴む。片方だと片手で位置特定をして、かつ掴まなくてはならない。

 


何かの発見は今思えば楽だが、今までのイメージなどが邪魔をして気づかないことがああい。   

 


九鬼周造の偶然の定義

1あってもなくてもいい

2何かが合う因果の系列があってしまう

3稀にしかない

 


友に出会えるのが学びの最大の喜び。

 

哲学者・小川仁志の「哲学で人生と働き方を変える方法」講演会(2019/4/6 at蔦屋書店梅田)

グローバル時代お手本のない時代AI時代

哲学が大事になる。

 


哲学の方法は頭の中で探検すること。

 


情報の処理を条件反射で行う普通の思考とは違う。

 


いい質問は哲学のうえで大事。

変な質問をした方が哲学に向いている。

(ということで、質問のハードルを下げる、)

 


哲学の良いところ

世界の意味を自分で作れる

変化を見る目を身につける。

 


デザインシンキング(クリエイティブソリューション)

アートシンキング(クリエイティブクエスチョン)

の次の

フィロソフィカルシンキング(どちらも含まれる)

 

今回の話は以下の本から抜粋されている。

人生100年時代、AI時代、グローバル時代 これからの働き方を哲学する

人生100年時代、AI時代、グローバル時代 これからの働き方を哲学する

 

 

 

【読書の学校】鈴木 晶×岸見 一郎『フロムに学ぶ「愛する」ための心理学』刊行記念トークイベント フロムの「愛」とアドラーの「勇気」に学ぶ(2019/3/24 at蔦屋書店)

フロムは現代の古典

フロイト

ライヒマルクス主義の影響を受けている。

ドイツ国民の心理からナチスドイツを説明した。

禅で有名な鈴木大拙と関係がある。

鈴木晶さんは前の翻訳が悪かったので翻訳し直した。

 

(岸見)フロムとの出会いは高校生。

基本原文で読む。著者は基本好きだが、批判なしで読むことはない。

(岸見)恋は落ちるものではなく、愛すること。

恋(こい)は訓読みすなわち元々は日本語だが、愛(アイ)は音読みすなわち元々中国語。

なので、愛は日本人には使い慣れていない。そして愛は元々家族間に使われていた。

恋愛は相手の問題ではなく自分の問題。

まず、愛すると決定してからなぜ愛するかを事後的に考える。

例えば優しい人でも見方によれば優柔不断とも言える。また、リーダーシップのある人でも見方によれば支配的とも言える。

生まれた時は愛することはできないが、親からの愛で後天的にそのやり方を知る。

不幸のラブストーリーな方が人気がある。傷つかないために人間関係を構築しようとしない人の理由付けになるから。

愛はイベントでしかないが、結婚は生活。

ユングによる分類の外向型と内向型は基準が外にある人と中にある人という分類なので、いわゆる内向型、外向型と少し意味が異なる。

 

恋愛は排他的であるため人類愛になりにくい。

愛されていると感じるのは自由がある程度保障されているとき、すなわち自由がなければ愛はない。

フロムによれば愛は実体がないものなので持てない、ただあるのみ。

もともと心理学は哲学の一分野だった。

恋愛結婚はごく最近までなかった。

アドラーによれば自分にしか向けられていない関心を他者に向けるのが、今後の課題。

 

(岸見)小学生3年のときの祖母の死から哲学の道